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  • 執筆者の写真Junichi Nagai

【WEB連載】「私のピアサポート!」2024.4月号

タイトル:ピアサポーターを目指した者の今

氏名:五十嵐啓悟 所属:北海道ピアサポート協会 地域:札幌


北海道障がい者ピアサポーター養成研修事務局の五十嵐です。

北海道では初めての開催となった研修の初年度が無事に終了しました。


私にもピアサポーターになりたいと思っていた時期がありました。

私は、国家公務員や営業会社の課長代理など、なかなか過激な20代を過ごしていたのですが、ある日を境に障がいを抱えることになりました。

障がいをきっかけにピアサポーターになりたいと思うのは、よくある話だと思います。


ただ、当時の自分は前述の職歴もあり無駄にプライドが高く、

自分の考えが絶対に正しいと自己の正義だけを振りかざし、親を含め周りに迷惑ばかりかけていました。

今思えばピアサポーターを目指す者としては失格だったと思います。

利用者目線では誰も私のことを頼りたいとも思わないし、事業所目線では誰も私のことを雇って一緒に働きたいとも思いません。


そんな私でしたが、多くの方々の温かいピアサポートに触れているうちに、だんだんと変化を感じるようになりました。

やがて「自分と同じような障がい者の役に立ちたい」から「健常・障がい関係なく困っている人の力になりたい」へと視野が広がり、実際、最近まで障害福祉から離れた仕事を何年も続けてきました。


職業としてのピアサポーターに注目が集まりがちですが、ピアサポートって本来はインフォーマル(自然発生的)なものだと思っています。

目の前で困っている人が居たとき、ふと気付いたら手を差し伸べていた、そんな経験は誰にでもあると思います。

そういった意味で、私はピアサポーターとは違う立ち位置からピアサポートを広めたいと思うようになりました。


改めて今、私は研修事業の事務局としてピアサポートに携わっています。

ピアサポーターではないですが、私にとっては、自分の経験や個性を最大限に活かせるものだと自負しています。

私がピアサポーターになるよりも、この研修事業の企画運営を通じて、より多くの方々に温かなピアサポートを広めること。

これが「私にとってのピアサポート」です。

 


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