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執筆者の写真北海道ピアサポート協会

やべっち、経験を語る(1)

更新日:2020年10月9日

僕が病気や障がいの経験してから感じた精神的困難について少しお話していこうと思います。


(1)病名との葛藤

こころの病気と受け入れるのに多少時間を要しました。はじめは抑うつ状態、食欲不振と診断されました。そこからうつ病を経て、双極性障害に病名が変化していきました。

病名に障害が付くと、自分は障がい者なんだ…一生付き合っていかなければならないと落胆したのを覚えています。


今でこそ、オープンにして生きていますが、人前で病名を伝えることに抵抗がなかったわけではありません。


人からどう思われるのか、レッテルを貼られるのではないか、双極性障害の矢部さんになってしまうのではないか…そう悩んだ時期もあります。


ある時、覚悟と希望を抱きました。法人を立ち上げ、病気の経験を生かして働くと決めた時でした。


そのきっかけはリカバリーの過程でピアサポーターと出会ったからです。


僕自身がピアサポーター達から希望をもらいました。病気があっても経験を生かして働き、自分らしく生きていくことを選択しました。


病気は自分の中の一部だと思えてからは、病名との葛藤は軽減していきました。


まずは自分自身を受け入れることが大切だと感じました。


次回のテーマ

(2)不安定な体調

(3)将来の不安




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