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やべっち、経験を語る(2)

僕が病気や障がいの経験してから感じた精神的困難について少しお話していこうと思います。


(2)不安定な体調

講演会や普段の仕事を通して、中にはすごいと思ってくれる方がいますが、全くもってそんなことはありません。日々、病気や障がいと付き合いながら働くということは容易ではないと感じています。

僕は平日に5勤をすることはできませんし、強い不安に襲われたり、週末に強い鬱がきたり…とにかく精一杯一日一日を過ごしています。


時々、病気ではないかもしれない!と思うことがあります。それ程、体調が良い時もありますが、コロナが始まってからは、めっきり体調が崩れています。


そうなんです、タイトルの通り、不安定なんです。


一見、体調が良いのではと思われがちですが、順調に双極性障害と共に歩んでいます。


もう診断を受けてから10年近くが経ちます。薬をコントロールしながら、今に至りますが、症状が消えることはありません。


ただ、それを理由に仕事を休むことはほとんどありません。


目的があるから、責任があるから、仲間がいるから…様々なことは考えられます。


不安定になることで、本当に全てを投げ出したくなることもありますが、その時にはいろんな人の顔が目に浮かびます。


日々、葛藤ではありますが、きっとこの先も躁鬱の波乗りサーフィンを続けていくのかと思います。


弱音を吐けることもリカバリーの大事な要素かもしれません。



次回のテーマ

(3)将来の不安





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