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執筆者の写真北海道ピアサポート協会

【WEB連載】「私のピアサポート!2023.4月号」

【WEB連載】「私のピアサポート!2023.4月号」


「私なりのピアサポート論」

伊東和輝/共同作業所HAPPY/北海道ピアサポート協会/札幌市

みなさんこんにちは。札幌市内の就労継続支援B型で支援員として勤務している伊東和輝と申します。

今回執筆依頼を受けて初めに感じたことは、私は普段より仕事やプライベートにおいて表立ったピアサポート活動をしていないことを自覚しているため、そのような自分がピアサポートについて語ることはおこがましいことだな、ということでしたが、縁があって執筆の機会をいただきましたので、私なりのピアサポート論を述べさせていただきたいと思います。

ピアサポートの「ピア」という言葉の意味を調べると「対等」という言葉が出てきますが、この「対等」という言葉は、生活していく上で大切にすべきことではないかと私は考えています。

「対等」に関わっていくためには、男性・女性、年上・年下、障害のあり・なしの違いといったことを抜きにして、「1人の人間」の人となりをしっかりと理解しようとする姿勢が大切だと考えています。これは福祉の分野に限らず、どの分野においても同じことが言えるのではないかと思います。

福祉の世界で例えると、施設においても病院においても「スタッフ(支援者)」と「利用者(患者)」という立場が存在していると思いますが、力関係としては「『スタッフ』>『利用者』」になっているところも少なくないのではと感じています(病院にその傾向が特に強いように感じます)。それで良い支援ができるでしょうか? 私はできるとは思えません。

ですので私は「スタッフ」「利用者」の垣根を取って「1人の人間」として関わっていくことを心掛けており、今後もそのことを忘れずにいきたいと頑張っていきたいと考えています。

拙い文章で文脈もなく読みづらいところも多々あったかと思いますが、最後までご一読いただきありがとうございました。




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