【WEB連載】「私のピアサポート!」2026.2月号
- 北海道ピアサポート協会

- 11 分前
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【WEB連載】「私のピアサポート!」2026.2月号
今回の投稿者:S・Aさん
タイトル:私とピアサポートの出会い
私がピアサポートという単語を知ったのは10年ほど前、入院中でした。同じころに一緒に入院していた人が退院してデイケアに通うついでのように開放病棟を訪れ始めたのです。感染症騒ぎの起こる前、当時ならその程度は「遊びに来た」「友だちとして」として容認されていた空気がありました。ただ、その中には「出禁」という入院患者とトラブルがあり暗に出入り禁止となる外来患者もあったことは事実です。女性患者に一方的に会いにきたり禁止されたものを差し入れたりの問題があったようです。その中で、一人、閉鎖病棟の患者に自費で自発的に話をしに来る方がいました。ソファで、病棟で荒れている入院患者に根気強く話かけ、面会既定の1時間ほどで帰る、それだけ。ピアサポーターという単語がまだ周知され始めたばかりでした。
それから月日がたち。病院と住居の都合で新しく札幌に転入した私に「ピア」の言葉が降ってきました。頼るところもない孤独、新しいところで自分自身について何度も安堵も説明するのだけれどわかってもらえるのかもわからない手探り状況。仲間が欲しい。でも病棟で「出禁」になるような人々ではなくて、安全に話の出来る仲間や場所があったら。そんな時に相談支援事業所を通じてピアデザインの存在を知りました。ピアサポート活動というものがあるよ、ピアサポーターの認定資格というものもあるよ、の言葉で勇気づけられました。
今はまだ、自分自身体調が不安定で果たしてピアサポーターとして何ができるのかわからないと思う心があります。そんな波も含めて、ピア(仲間)として存在してもいいのだろうか。ピアとして存在していいんじゃない?といえる人になりたいとも思います。
そんな逡巡も含めてほかの人にもピアサポートという言葉が肯定的に響くようになったらいいなと願います。


